平成29年度オゾン層等の監視結果に関する年次報告書

「平成29年度オゾン層等の監視結果に関する年次報告書」は、「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律」(昭和63年法律第53号、以下「オゾン層保護法」)第22条第2項の規定に基づき、平成29年度の(1)オゾン層の状況、(2)特定物質(オゾン層保護法で規制されているオゾン層破壊物質)等の大気中濃度等に関する監視結果を「年次報告書」として取りまとめたもの。
(1)では、オゾン全量はわずかな増加傾向がみられるが、大規模なオゾン層破壊が起こる前のレベル(1960年年レベル)まで回復する時期は、北半球中高緯度域で2030年、南半球中緯度では2055年頃、南極域では21世紀末なると予想されている。
(2)では、北半球中緯度域におけるCFC(クロロフルオロカーボン)の大気中濃度は減少し始めている一方で、HFC(ハイドロフルオロカーボン)は近年急速に増加している。また、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)も近年増加し続けていたが、一部の冷媒種は近年その増加がゆるやかになっている。HCFCは今後20~30年でピークに達した後減少するが、HFCは今後も大幅な排出増加が見込まれている。

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