水銀に関する水俣条約の第2回締約国会議(COP2)が2018年11月19~23日、ジュネーブで開催されている。条約は、新規水銀鉱山開発の禁止と既存鉱山の段階的廃止、零細・小規模金採掘における水銀使用の削減、工業プロセスと日用品(蛍光ランプなど)製造における水銀使用の段階的廃止、石炭燃焼などによる排出の規制などを定めたもので、発効から1年余り、各国はその実施に努めてきた。しかしCOP2に提出された最新の報告によれば、2010~2015年の世界の大気への水銀放出は、東・東南アジア、サハラ砂漠以南のアフリカ、南アメリカで大きく増加し、全体では20%増となり対策の強化が急務となっている。このためCOP2に参加している約150か国は、水銀放出削減への取組と水銀のライフサイクル全体にわたる管理の強化をめざす。水銀への曝露は、毒性・蓄積性の高いメチル水銀に汚染された魚などの経口摂取によって主に起こるほか、金採掘従事者・医療従事者など職業活動その他によっても発生し、特に神経系の発達過程にある胎児・乳幼児には深刻な影響を及ぼす。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 水銀に関する水俣条約締約国、COP2で水銀放出20%増への対処を協議 |
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日付1 |
刊行日: 2018/11/22 |
要約 | 水銀に関する水俣条約の第2回締約国会議(COP2)が2018年11月19~23日、ジュネーブで開催されている。条約は、新規水銀鉱山開発の禁止と既存鉱山の段階的廃止、零細・小規模金採掘における水銀使用の削減、工業プロセスと日用品(蛍光ランプなど)製造における水銀使用の段階的廃止、石炭燃焼などによる排出の規制などを定めたもので、発効から1年余り、各国はその実施に努めてきた。しかしCOP2に提出された最新の報告によれば、2010~2015年の世界の大気への水銀放出は、東・東南アジア、サハラ砂漠以南のアフリカ、南アメリカで大きく増加し、全体では20%増となり対策の強化が急務となっている。このためCOP2に参加している約150か国は、水銀放出削減への取組と水銀のライフサイクル全体にわたる管理の強化をめざす。水銀への曝露は、毒性・蓄積性の高いメチル水銀に汚染された魚などの経口摂取によって主に起こるほか、金採掘従事者・医療従事者など職業活動その他によっても発生し、特に神経系の発達過程にある胎児・乳幼児には深刻な影響を及ぼす。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連環境計画(UNEP) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連環境計画(UNEP) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
水・土壌環境 自然環境 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 水銀、ジュネーブ、メチル水銀、水俣条約、水銀鉱山、水銀放出 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 101404 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/11/29 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=25840 |
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