(国研)海洋研究開発機構(JAMSTEC)と気象庁気象研究所の研究グループは、北太平洋の航空機巡航高度で近未来に生じる可能性のある乱気流(晴天乱気流)の発生頻度の変化を推定した。同研究グループは、文部科学省地球観測技術等調査研究委託事業「気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)」の一環として、工業化以降の世界平均地上気温が2℃上昇した気候状態を対象として、多数の高解像度温暖化シミュレーション出力を用いた解析を実施した。その結果、北太平洋中西部の発生頻度は現在に比べて25%以上減少する可能性があることや、現在の頻発領域の外側で増加する可能性があることが示唆された。予測結果は解析に用いた乱気流指数や気候モデルによりばらつきがあるものの、航空交通に関わる温暖化への適応策および緩和策へ貢献し得るものであり、今後の進展と活用が期待できるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 海洋研究開発機構 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | JAMSTECなど、北太平洋上空の「晴天乱気流」発生頻度を推定 |
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日付1 |
刊行日: 2019/03/13 |
要約 | (国研)海洋研究開発機構(JAMSTEC)と気象庁気象研究所の研究グループは、北太平洋の航空機巡航高度で近未来に生じる可能性のある乱気流(晴天乱気流)の発生頻度の変化を推定した。同研究グループは、文部科学省地球観測技術等調査研究委託事業「気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)」の一環として、工業化以降の世界平均地上気温が2℃上昇した気候状態を対象として、多数の高解像度温暖化シミュレーション出力を用いた解析を実施した。その結果、北太平洋中西部の発生頻度は現在に比べて25%以上減少する可能性があることや、現在の頻発領域の外側で増加する可能性があることが示唆された。予測結果は解析に用いた乱気流指数や気候モデルによりばらつきがあるものの、航空交通に関わる温暖化への適応策および緩和策へ貢献し得るものであり、今後の進展と活用が期待できるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】海洋研究開発機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】海洋研究開発機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】気象庁気象研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】気象庁気象研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 乱気流指数、海洋研究開発機構、文部科学省、JAMSTEC、北太平洋、気象庁気象研究所、乱気流、気候変動適応技術社会実装プログラム、晴天乱気流、SI-CAT |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 102367 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/03/13 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=26547 |
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