韓国の慶北大学校ほか5大学、国立環境研究所ほか5機関の研究者からなる、韓・日・英・米・瑞・豪の国際研究グループは、東アジア地域の大気中におけるトリクロロフルオロメタン(CFC-11)濃度を調査・解析し、全球の増加量に匹敵するCFC-11の放出源が中国の北東部(山東省、河北省など)に在ると発表した。CFC-11は断熱材用の発泡剤等として広く普及したが、オゾン層破壊への影響が大きいことから、モントリオール議定書(1989年発効)において段階的な生産縮小が求められている物質。大気中のCFC-11濃度は1990年代後半から減少傾向にあったが、2010年代に入ってから濃度低下のスピードが鈍化している。同研究グループは、韓国の済州島と波照間島(沖縄県)の2地点のデータを用いて大気輸送モデルによるCFC-11放出量の解析を行った。その結果、2013年頃から中国東部において放出量の上昇が認められ、2014~2017年の間の年間放出量が7.0 ± 3.0キロトン増加(2008~2012年比、40~60%増)していると推定された。この放出源における2010年以降の継続的なCFC-11製造・使用が示唆されたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立環境研究所 報道発表 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 慶北大学など、東アジアの主たるCFC-11放出源とその規模を特定 |
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日付1 |
刊行日: 2019/05/24 |
要約 | 韓国の慶北大学校ほか5大学、国立環境研究所ほか5機関の研究者からなる、韓・日・英・米・瑞・豪の国際研究グループは、東アジア地域の大気中におけるトリクロロフルオロメタン(CFC-11)濃度を調査・解析し、全球の増加量に匹敵するCFC-11の放出源が中国の北東部(山東省、河北省など)に在ると発表した。CFC-11は断熱材用の発泡剤等として広く普及したが、オゾン層破壊への影響が大きいことから、モントリオール議定書(1989年発効)において段階的な生産縮小が求められている物質。大気中のCFC-11濃度は1990年代後半から減少傾向にあったが、2010年代に入ってから濃度低下のスピードが鈍化している。同研究グループは、韓国の済州島と波照間島(沖縄県)の2地点のデータを用いて大気輸送モデルによるCFC-11放出量の解析を行った。その結果、2013年頃から中国東部において放出量の上昇が認められ、2014~2017年の間の年間放出量が7.0 ± 3.0キロトン増加(2008~2012年比、40~60%増)していると推定された。この放出源における2010年以降の継続的なCFC-11製造・使用が示唆されたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】慶北大学校 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】慶北大学校 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 国立環境研究所、モントリオール議定書、トリクロロフルオロメタン、オゾン層破壊、慶北大学校、CFC-11、中国東部 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 102919 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/05/27 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=26978 |
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