中部大学は、自動車やビルの窓を10分の1近くまで軽くできる薄膜材料を開発したと発表した。近年、ガラス表面の硬さを高めるため、表面に硬いCeO2(フッ素樹脂を含む酸化セリウム)を成膜する研究が行われている。しかしCeO2は硬いが脆いため、変形によってクラックが多数発生する問題がある。今回、同大学は、新しいCeO2の薄膜素材と成膜技術を開発し、ガラス基板に成膜したところ、表面の硬さが約3倍に向上したという。また、プラスチックフィルムへの成膜によって表面の硬さがほぼ10倍に向上するデータも得ており、窓を10分の1まで軽量にすることで、エネルギーの削減などにつながることが期待されるという。なお、この研究は、(国研)科学技術振興機構の「研究成果最適展開支援プログラム」に採択され、実用化に向けた研究を行っていくことになっている(期間:2019年10月~2023年3月)。
情報源 |
【オンライン情報源1】 中部大学 新着情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 中部大、軽量化・省エネにつながるガラスやプラスチックの薄膜材料を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2019/09/20 |
要約 | 中部大学は、自動車やビルの窓を10分の1近くまで軽くできる薄膜材料を開発したと発表した。近年、ガラス表面の硬さを高めるため、表面に硬いCeO2(フッ素樹脂を含む酸化セリウム)を成膜する研究が行われている。しかしCeO2は硬いが脆いため、変形によってクラックが多数発生する問題がある。今回、同大学は、新しいCeO2の薄膜素材と成膜技術を開発し、ガラス基板に成膜したところ、表面の硬さが約3倍に向上したという。また、プラスチックフィルムへの成膜によって表面の硬さがほぼ10倍に向上するデータも得ており、窓を10分の1まで軽量にすることで、エネルギーの削減などにつながることが期待されるという。なお、この研究は、(国研)科学技術振興機構の「研究成果最適展開支援プログラム」に採択され、実用化に向けた研究を行っていくことになっている(期間:2019年10月~2023年3月)。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】中部大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】中部大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 軽量化、自動車、実用化、中部大学、薄膜材料、CeO2、ガラス基板、成膜、研究成果最適展開支援プログラム |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 104030 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/09/24 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=27823 |
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