長崎大学、東京大学とベトナムのカントー大学は、4年間にわたるフィールド調査と各種分析により、メコン河流域に生息するトビハゼの仲間「Periophthalmodon septemradiatus」の分布と産卵場所の把握に成功した。フィールド調査では、同種が沿岸域のみならず淡水域(河口から150 km上流)まで広く分布しており、生息域全域で産卵していることが分かった。一方、耳石のストロンチウム:カルシウム分析は、全ての仔稚魚が高塩分水域で孵化していることを示唆した。またミトコンドリア遺伝子の解析は、河口から上流までの集団には遺伝的な違いはなく、分布域全体を行き来していることを示した。河口から150 kmの分布上限付近で25 mmほどの稚魚が採取されているが、それらの遡上プロセスや成長ステージの変遷については不明な点が残っているため、さらなる調査分析が必要になるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 長崎大学 学術情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 長崎大など、メコン河流域に生息するトビハゼの仲間の生態を徹底調査 |
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日付1 |
刊行日: 2019/10/08 |
要約 | 長崎大学、東京大学とベトナムのカントー大学は、4年間にわたるフィールド調査と各種分析により、メコン河流域に生息するトビハゼの仲間「Periophthalmodon septemradiatus」の分布と産卵場所の把握に成功した。フィールド調査では、同種が沿岸域のみならず淡水域(河口から150 km上流)まで広く分布しており、生息域全域で産卵していることが分かった。一方、耳石のストロンチウム:カルシウム分析は、全ての仔稚魚が高塩分水域で孵化していることを示唆した。またミトコンドリア遺伝子の解析は、河口から上流までの集団には遺伝的な違いはなく、分布域全体を行き来していることを示した。河口から150 kmの分布上限付近で25 mmほどの稚魚が採取されているが、それらの遡上プロセスや成長ステージの変遷については不明な点が残っているため、さらなる調査分析が必要になるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】長崎大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】長崎大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】カントー大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】カントー大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】東京大学大気海洋研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学大気海洋研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 遡上プロセス、成長ステージ、分布、長崎大学、淡水域、カントー大学、フィールド調査、メコン河、トビハゼ、Periophthalmodon septemradiatus |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 104182 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/10/09 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=27951 |
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