慶應義塾大学などの国際共同研究グループは、エネルギーミックス(電源構成比率)の選好において、個人(家計)の社会的・経済的な状況のみならず、さまざまな個人特性が関与していることを解明した。同研究グループは、「慶應家計パネル調査(調査開始年:2004年)」のデータを用いて、エネルギー経済に関する研究に取り組んでおり、社会科学的な側面から、福島第一原子力発電所事故後(2011年3月以降)のエネルギー供給のあるべき姿などを検討している。今回、2013・2014年に実施したパネル調査(N=4,982、エネルギーミックスに係る設問を含む)の回答結果を整理したところ、3つの電源(自然エネルギー、化石燃料、原子力)の理想的な構成比率に関する回答の多寡が明らかになった。一方、一般的な社会調査で把握することができる属性(性別、年齢、職業、所得等)に、非認知能力(リスクのとらえ方、他人に対する考え方など)や、原発に対する不信感など、同パネル調査ならではの項目を加え、分析した結果、多面的な要因の影響が示唆されたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 慶應義塾大学 プレスリリース 【オンライン情報源2】 〔参考〕Energies 2020, 13(11). |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 慶應大など、国民のエネルギー選好に関わる要因を多角的に調査分析 |
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日付1 |
刊行日: 2020/06/15 |
要約 | 慶應義塾大学などの国際共同研究グループは、エネルギーミックス(電源構成比率)の選好において、個人(家計)の社会的・経済的な状況のみならず、さまざまな個人特性が関与していることを解明した。同研究グループは、「慶應家計パネル調査(調査開始年:2004年)」のデータを用いて、エネルギー経済に関する研究に取り組んでおり、社会科学的な側面から、福島第一原子力発電所事故後(2011年3月以降)のエネルギー供給のあるべき姿などを検討している。今回、2013・2014年に実施したパネル調査(N=4,982、エネルギーミックスに係る設問を含む)の回答結果を整理したところ、3つの電源(自然エネルギー、化石燃料、原子力)の理想的な構成比率に関する回答の多寡が明らかになった。一方、一般的な社会調査で把握することができる属性(性別、年齢、職業、所得等)に、非認知能力(リスクのとらえ方、他人に対する考え方など)や、原発に対する不信感など、同パネル調査ならではの項目を加え、分析した結果、多面的な要因の影響が示唆されたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】慶應義塾大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】慶應義塾大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 社会科学、自然エネルギー、化石燃料、原子力、福島第一原子力発電所事故、エネルギーミックス、電源構成比率、選好、個人特性、慶應家計パネル調査 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106233 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/06/19 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=29636 |
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