国立環境研究所は、医学雑誌「The Lancet Diabetes and Endocrinology」に掲載されたレビュー論文の要点や、同研究所の取組に関わる考察などを紹介した。同研究所において「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の中心的役割を担う研究者は、2015年の国際内分泌学会の専門家会議をアップデートし、最新の研究からの証拠を収集する目的として、ニューヨーク大学およびグルノーブル大学の研究者と共にレビュー論文「内分泌かく乱物質:人の健康影響」を執筆した。掲載誌は2019年のインパクトファクターが25.34と高く、1990年1月から2019年9月までに発表された研究論文では、有機フッ素化合物(PFAS)、ビスフェノールA、有機リン系農薬および臭素系難燃剤曝露の健康影響に関する「より強い証拠」が提示されていることを明らかにしている。また、レビュー対象にはエコチル調査が含まれており、複合曝露の健康影響に関する重要な役割を果たす調査手段として、欧米の大規模疫学調査とともに紹介されているという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立環境研究所 新着情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国環研、高インパクト医学雑誌に掲載されたレビュー論文のポイントを紹介 |
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日付1 |
刊行日: 2020/07/27 |
要約 | 国立環境研究所は、医学雑誌「The Lancet Diabetes and Endocrinology」に掲載されたレビュー論文の要点や、同研究所の取組に関わる考察などを紹介した。同研究所において「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の中心的役割を担う研究者は、2015年の国際内分泌学会の専門家会議をアップデートし、最新の研究からの証拠を収集する目的として、ニューヨーク大学およびグルノーブル大学の研究者と共にレビュー論文「内分泌かく乱物質:人の健康影響」を執筆した。掲載誌は2019年のインパクトファクターが25.34と高く、1990年1月から2019年9月までに発表された研究論文では、有機フッ素化合物(PFAS)、ビスフェノールA、有機リン系農薬および臭素系難燃剤曝露の健康影響に関する「より強い証拠」が提示されていることを明らかにしている。また、レビュー対象にはエコチル調査が含まれており、複合曝露の健康影響に関する重要な役割を果たす調査手段として、欧米の大規模疫学調査とともに紹介されているという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 臭素系難燃剤、ビスフェノールA、内分泌かく乱物質、有機フッ素化合物、エコチル調査、子どもの健康と環境に関する全国調査、レビュー論文、ニューヨーク大学、グルノーブル大学、有機リン系農薬 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106613 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/07/30 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=29952 |
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