飯舘村、減容化事業跡地における木質バイオマス発電事業の実施主体を決定

飯舘村(福島県相馬郡)は、同村「蕨平地区」の可燃性廃棄物減容化事業用地(跡地)で木質バイオマス発電施設の建設と運営を行う事業者を選定した。同村は、環境省が村内および周辺2市2町の除染廃棄物等を処理するために整備した「仮設焼却施設」が2020年度末に運用期限を迎え、用地の返還が見込まれることから、跡地を活用した木質バイオマス発電事業の推進を計画し、国の「福島再生加速化交付金」の活用に向けた準備を進めつつ、事業実施主体となる民間事業者を公募した。7月21日に有識者10名からなる委員会を開催し、提出があった4件の企画提案について審査を行った結果、(株)熊谷組、(株)神鋼環境ソリューション、東京電力ホールディングス(株)および東京パワーテクノロジー(株)が出資する「飯舘バイオパートナーズ(株)」の提案を採択した。同社の出資会社がバイオマス発電施設の基本構想(出力:7,500 kW、ボイラ:流動床式ガス化燃焼炉、FIT発電量:5,200万kWh/年、燃料:バーク・地元間伐材等、運転開始予定:2024年春頃)を公表している。

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