名古屋市立大学と国立環境研究所は、妊婦の殺虫剤・防虫剤使用が新生児の発育・発達におよぼす影響(以下「殺虫剤・防虫剤使用リスク」)の解明に向けて、10万組(親子ペア)のデータ解析を試行した。両者は、環境省と共に大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(愛称:エコチル調査)」を協働実施している。今回、殺虫剤・防虫剤使用リスクの解明が不十分であることを課題ととらえ、エコチル調査データと医療機関で取得したデータを突き合わせ、妊娠期の母親が使用した殺虫剤等の種別や使用頻度と、新生児の身長・体重(出生時/生後1か月までの変化量)との関連を解析した。その結果、燻煙式殺虫剤の使用により出生体重の推定平均値が約12 g減少し、蚊取り線香等を毎日使用した場合は推定平均値が約0.1cm減少することが明らかになった(いずれも母親が未使用の場合比)。今回の取組を通じて化学物質のばく露量把握や生体試料による検討の必要性も示され、調査研究手法の改善と成果の蓄積による詳細な評価の可能性が広がったという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立環境研究所 新着情報 【オンライン情報源2】 国立環境研究所 新着情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 名市大など、妊婦の殺虫剤・防虫剤使用と新生児の発育・発達との関係解明に接近 |
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日付1 |
刊行日: 2020/07/31 |
要約 | 名古屋市立大学と国立環境研究所は、妊婦の殺虫剤・防虫剤使用が新生児の発育・発達におよぼす影響(以下「殺虫剤・防虫剤使用リスク」)の解明に向けて、10万組(親子ペア)のデータ解析を試行した。両者は、環境省と共に大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(愛称:エコチル調査)」を協働実施している。今回、殺虫剤・防虫剤使用リスクの解明が不十分であることを課題ととらえ、エコチル調査データと医療機関で取得したデータを突き合わせ、妊娠期の母親が使用した殺虫剤等の種別や使用頻度と、新生児の身長・体重(出生時/生後1か月までの変化量)との関連を解析した。その結果、燻煙式殺虫剤の使用により出生体重の推定平均値が約12 g減少し、蚊取り線香等を毎日使用した場合は推定平均値が約0.1cm減少することが明らかになった(いずれも母親が未使用の場合比)。今回の取組を通じて化学物質のばく露量把握や生体試料による検討の必要性も示され、調査研究手法の改善と成果の蓄積による詳細な評価の可能性が広がったという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】名古屋市立大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】名古屋市立大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 発達、国立環境研究所、殺虫剤、妊婦、エコチル調査、名古屋市立大学、子どもの健康と環境に関する全国調査、発育、防虫剤、新生児 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106685 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/08/05 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=30004 |
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