国連環境計画(UNEP)によると、チリの地表の約3%、230万ヘクタール以上の面積が泥炭で覆われており、1万8千年以上にわたり約4.8ギガトンの炭素が蓄積されている。これはチリの森林のバイオマスに蓄えられている炭素の約5倍の量に相当する。チリ最南端の地域には200万ヘクタールの泥炭地があり、泥炭の平均的な深さは5.5メートル、中には12メートルにも及ぶ所もあるが、チリの泥炭地の総面積は未算出であるため、チリ政府は2021年までに国内の泥炭地の範囲を記録化する計画である。チリでは泥炭地の重要性についての認識が不足しており、農林業等への利用のため排水して乾燥化させる事により火災が発生したり、園芸用に泥炭やコケが採取されたりする等により、炭素吸収源から炭素供給源へと変わりつつある。このため、チリ政府では泥炭地を保護する法案が検討され始めており、2020年に「国が決定する貢献(NDCs)」に泥炭地を含めること等、チリの泥炭地戦略を策定する計画である。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連環境計画(UNEP)ニュース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国連環境計画、チリの泥炭地の価値に対する認識の高まりを報告 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2020/07/28 |
要約 | 国連環境計画(UNEP)によると、チリの地表の約3%、230万ヘクタール以上の面積が泥炭で覆われており、1万8千年以上にわたり約4.8ギガトンの炭素が蓄積されている。これはチリの森林のバイオマスに蓄えられている炭素の約5倍の量に相当する。チリ最南端の地域には200万ヘクタールの泥炭地があり、泥炭の平均的な深さは5.5メートル、中には12メートルにも及ぶ所もあるが、チリの泥炭地の総面積は未算出であるため、チリ政府は2021年までに国内の泥炭地の範囲を記録化する計画である。チリでは泥炭地の重要性についての認識が不足しており、農林業等への利用のため排水して乾燥化させる事により火災が発生したり、園芸用に泥炭やコケが採取されたりする等により、炭素吸収源から炭素供給源へと変わりつつある。このため、チリ政府では泥炭地を保護する法案が検討され始めており、2020年に「国が決定する貢献(NDCs)」に泥炭地を含めること等、チリの泥炭地戦略を策定する計画である。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連環境計画(UNEP) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連環境計画(UNEP) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 自然環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 炭素供給源、森林、バイオマス、国連環境計画、炭素、農林業、泥炭、チリ、炭素吸収源、国が決定する貢献 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106699 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2020/08/05 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=30000 |
---|