国連環境計画(UNEP)によると、ビッグデータは1990年代よりもはるかに簡単に地球環境の傾向を見極めることができるため、UNEPは2019年に実証プラットフォームとなる「世界環境状況室(World Environment Situation Room)」を設置した。同室は、ほぼリアルタイムで気候データを照合しており、世界の気温とCO2濃度の上昇傾向について懸念すべき状況を描いている。注目すべきは、世界的なCO2濃度の上昇傾向が加速していることであり、1960年には年間0.9ppmの増加であったが、1980年は1.21ppm、2000年は1.83ppm、2020年は2.51ppmと増加ペースが加速している。COVID-19の影響により、2020年第1四半期の世界のエネルギー需要は、2019年第1四半期と比較すると3.8%減少したが、CO2排出量全体にはまだ明確な影響は与えていない。UNEPの気候分野の専門家は、「長期的な傾向で見ると、CO2排出量と大気中のCO2レベルの間には強い相関関係がある。排出ギャップが拡大すると、パリ協定の主要な目標を達成できなくなる危険性がある」と述べた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連環境計画(UNEP)ニュース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国連環境計画、地球環境の傾向を膨大なデータで見守る「世界環境状況室」を紹介 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2020/09/10 |
要約 |
国連環境計画(UNEP)によると、ビッグデータは1990年代よりもはるかに簡単に地球環境の傾向を見極めることができるため、UNEPは2019年に実証プラットフォームとなる「世界環境状況室(World Environment Situation Room)」を設置した。同室は、ほぼリアルタイムで気候データを照合しており、世界の気温とCO2濃度の上昇傾向について懸念すべき状況を描いている。注目すべきは、世界的なCO2濃度の上昇傾向が加速していることであり、1960年には年間0.9ppmの増加であったが、1980年は1.21ppm、2000年は1.83ppm、2020年は2.51ppmと増加ペースが加速している。COVID-19の影響により、2020年第1四半期の世界のエネルギー需要は、2019年第1四半期と比較すると3.8%減少したが、CO2排出量全体にはまだ明確な影響は与えていない。UNEPの気候分野の専門家は、「長期的な傾向で見ると、CO2排出量と大気中のCO2レベルの間には強い相関関係がある。排出ギャップが拡大すると、パリ協定の主要な目標を達成できなくなる危険性がある」と述べた。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連環境計画(UNEP) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連環境計画(UNEP) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 世界環境状況室、地球環境、CO2排出量、国連環境計画、ビッグデータ、パリ協定、気候データ、COVID-19、CO2レベル、実証プラットフォーム |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 107060 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2020/09/23 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=30313 |
---|