苅田町と日産、電気自動車を活用し防災力強化・脱炭素化で連携

苅田町(福岡県京都郡)と、日産自動車(株)は電気自動車(EV)を活用した「災害連携協定」を締結したと発表した(締結日:令和3年10月7日)。同協定は、苅田町が、EVの普及を通じて、地域課題解決や環境負荷の低減に取り組むと共に、苅田町で災害による停電が発生した際、同社の販売会社から貸与するEVを電力源とした災害時の電力供給体制を構築し、街の強靭化を図ることを目的としており、ゼロ・エミッション社会の実現を目指すもの。同町には、同社の国内工場で最大の生産台数を誇る日産自動車九州が所在しており、同町が推進する環境・防災対策やSDGsの推進と、双方の取組にお互いが賛同したことで締結された。具体的には、同町で災害を起因とする停電が発生した際、町が指定する避難所等に、同社の販売会社の店舗等に配備しているEVを無償で貸与し、EVからの給電により、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整え、町民の生命及び身体の安全を守る。また、2者は、平常時もEVの普及促進を行うほか、町のイベントで使用する電力をEVから供給することで、EVの「走る蓄電池」としての活用を積極的にアピールし、環境・防災意識向上を目指すとしている。

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