東京大学大学院農学生命科学研究科、出光興産(株)および日本郵船(株)は、石炭と混焼可能なバイオマス発電燃料用ソルガムの栽培試験に関する共同研究の実施について合意した。3者は、GHG削減の観点から、石炭火力発電所におけるバイオマス燃料の混焼需要が高まると予想し、高収量が期待でき、干ばつ耐性に優れ、かつ食料と競合しないバイオマス資源作物「ソルガム」に着目した。栽培試験は、出光興産(株)が保有する豪州クイーンズランド州エンシャム石炭鉱山の遊休地を活用して実施する。同社は2020年に先行調査を行っており、同地におけるソルガムの順調な生育と燃料化の可能性を確認している。今回の試験では、最適品種の選定と栽培方法の確立を目指して、ソルガム17品種の現地適性を精査し、播種のタイミング、施肥量・灌水量・栽植密度の最適化に図りつつ、候補品種を絞り込んで発熱量の指標となるリグニン量を評価する(試験期間:2021年12月~2023年10月、作付面積:0.25 ha)。東京大学大学院農学生命科学研究科は、ゲノム育種技術・遺伝子解析・栽培技術の知見などを活かし、主体的に栽培試験を実施する。将来的には、共同研究の成果を活用し、石炭火力混焼用バイオマス燃料のサプライチェーン構築等を目指すと述べている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東京大学大学院農学生命科学研究科 トピックス 【オンライン情報源2】 出光興産(株) ニュースリリース 【オンライン情報源3】 日本郵船(株) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 東大など、豪州で石炭火力混焼用ソルガムの栽培試験を開始 |
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日付1 |
刊行日: 2021/11/29 |
要約 | 東京大学大学院農学生命科学研究科、出光興産(株)および日本郵船(株)は、石炭と混焼可能なバイオマス発電燃料用ソルガムの栽培試験に関する共同研究の実施について合意した。3者は、GHG削減の観点から、石炭火力発電所におけるバイオマス燃料の混焼需要が高まると予想し、高収量が期待でき、干ばつ耐性に優れ、かつ食料と競合しないバイオマス資源作物「ソルガム」に着目した。栽培試験は、出光興産(株)が保有する豪州クイーンズランド州エンシャム石炭鉱山の遊休地を活用して実施する。同社は2020年に先行調査を行っており、同地におけるソルガムの順調な生育と燃料化の可能性を確認している。今回の試験では、最適品種の選定と栽培方法の確立を目指して、ソルガム17品種の現地適性を精査し、播種のタイミング、施肥量・灌水量・栽植密度の最適化に図りつつ、候補品種を絞り込んで発熱量の指標となるリグニン量を評価する(試験期間:2021年12月~2023年10月、作付面積:0.25 ha)。東京大学大学院農学生命科学研究科は、ゲノム育種技術・遺伝子解析・栽培技術の知見などを活かし、主体的に栽培試験を実施する。将来的には、共同研究の成果を活用し、石炭火力混焼用バイオマス燃料のサプライチェーン構築等を目指すと述べている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東京大学大学院農学生命科学研究科·農学部 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学大学院農学生命科学研究科·農学部 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】出光興産(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】出光興産(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】日本郵船(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】日本郵船(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | ゲノム育種技術、バイオマス発電、リグニン、石炭火力発電所、クイーンズランド州、発熱量、ソルガム、GHG削減、遺伝子解析、サプライチェーン構築 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 110945 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2021/12/02 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=32871 |
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