イギリス気象庁(MetOffice)は、気候変動と都市開発により、京都における桜の満開時期が早まっているとの研究結果を発表した。2021年は1200年にわたる京都の記録で最も早い、3月26日に桜が満開となった。京都市中心部の3月の平均気温は産業革命以前から数度上昇しており、気候変動と都市温暖化の両方の影響を受けていることがわかる。研究チームは、コンピュータモデルから人為的な温室効果ガス排出を取り除いた自然の気候と、現在の気候を比較した。また、京都市中心部と近隣の農村部の気温観測記録を比較し、1940年代以降、中心部の方が農村部より早く気温が上昇していることを確認した。結果、温室効果ガスの排出や都市の温暖化などの要因により、京都の3月の平均気温が上昇し、満開の時期が11日早くなることが明らかとなった。温室効果ガスの排出がこのまま続いた場合、桜の満開時期は、今世紀末にはさらに1週間近く早まると推定される。
情報源 |
【オンライン情報源1】 イギリス気象庁(MetOffice) ニュース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | イギリス気象庁、京都における桜の満開時期に与える人為的な影響を分析 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2022/05/20 |
要約 | イギリス気象庁(MetOffice)は、気候変動と都市開発により、京都における桜の満開時期が早まっているとの研究結果を発表した。2021年は1200年にわたる京都の記録で最も早い、3月26日に桜が満開となった。京都市中心部の3月の平均気温は産業革命以前から数度上昇しており、気候変動と都市温暖化の両方の影響を受けていることがわかる。研究チームは、コンピュータモデルから人為的な温室効果ガス排出を取り除いた自然の気候と、現在の気候を比較した。また、京都市中心部と近隣の農村部の気温観測記録を比較し、1940年代以降、中心部の方が農村部より早く気温が上昇していることを確認した。結果、温室効果ガスの排出や都市の温暖化などの要因により、京都の3月の平均気温が上昇し、満開の時期が11日早くなることが明らかとなった。温室効果ガスの排出がこのまま続いた場合、桜の満開時期は、今世紀末にはさらに1週間近く早まると推定される。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】イギリス気象庁(MetOffice) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】イギリス気象庁(MetOffice) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
自然環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):イギリス |
キーワード | 都市の温暖化、気候変動、イギリス気象庁、京都市、都市開発、温室効果ガス排出、桜、京都、満開時期、コンピュータモデル |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 112454 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2022/05/30 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=33751 |
---|