国連環境計画(UNEP)は、近年発生している南米地域での泥炭地を含む山火事について解説した。2022年初めにチリとアルゼンチンで、炭素の重要な貯蔵庫である広大な泥炭地を含む大規模な山火事が発生し、地球温暖化への影響が懸念されている。チリの泥炭地の山火事は1か月以上にわたって1,200ヘクタールの原生林を焼き尽くし、動植物の死滅、大気中への炭素放出をもたらした。山火事の原因の多くはビジネス目的など人為的なもので、アルゼンチンでは、2021年8月以降の火災の95%が人為的なものであるという報告もある。しかし、気候変動によって泥炭地の火災に対する脆弱性が高まっていることは確かで、泥炭地が燃えると他の生態系よりも多くの二酸化炭素を放出し、消火が非常に困難になる。ペルー、チリ、アルゼンチンで法律制定に向けた動きはあるものの、南米では泥炭地に対する特別な法的保護は存在しておらず、強力かつ専用の保護法を制定することが、各国にとって急務となっている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連環境計画(UNEP) ニュース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国連環境計画、南米における泥炭地の山火事について解説 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2022/08/12 |
要約 | 国連環境計画(UNEP)は、近年発生している南米地域での泥炭地を含む山火事について解説した。2022年初めにチリとアルゼンチンで、炭素の重要な貯蔵庫である広大な泥炭地を含む大規模な山火事が発生し、地球温暖化への影響が懸念されている。チリの泥炭地の山火事は1か月以上にわたって1,200ヘクタールの原生林を焼き尽くし、動植物の死滅、大気中への炭素放出をもたらした。山火事の原因の多くはビジネス目的など人為的なもので、アルゼンチンでは、2021年8月以降の火災の95%が人為的なものであるという報告もある。しかし、気候変動によって泥炭地の火災に対する脆弱性が高まっていることは確かで、泥炭地が燃えると他の生態系よりも多くの二酸化炭素を放出し、消火が非常に困難になる。ペルー、チリ、アルゼンチンで法律制定に向けた動きはあるものの、南米では泥炭地に対する特別な法的保護は存在しておらず、強力かつ専用の保護法を制定することが、各国にとって急務となっている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連環境計画(UNEP) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連環境計画(UNEP) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 地球温暖化、国連環境計画、UNEP、原生林、山火事、アルゼンチン、チリ、泥炭地、南米地域 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 113268 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2022/08/29 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=34257 |
---|