沖縄美ら海水族館(国頭郡本部町)は、体が無数に枝分かれするゴカイの仲間「カラクサシリス(学名:Syllis ramosa)」を小型の無人潜水艇(ROV)調査で採集し、世界初となる生体展示を開始した。2万種を超えるゴカイ類のうち、体が分岐する種はシリス科の3種のみが知られる。同種は「タカツキカイメン」の内部を棲みかとし、1つのカイメンに1個体のみが共生する。なおタカツキカイメンは19世紀末にフィリピンから報告され、国内では2005年に相模湾から報告されたのを最後に、発見の記録が途絶えていた稀種となっている。展示個体はROVを使用し、2022年4月に本部町沖の水深350mより、宿主であるタカツキカイメンと共に採集された。同館の展示水槽では、カイメン表面に出現した本種の体の一部が観察できるほか、映像やパネルにて、生態や形態を詳しく学ぶことが出来る。
情報源 |
【オンライン情報源1】 沖縄美ら海水族館 お知らせ |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | <世界初>体が無数に枝分かれするゴカイの仲間を展示 美ら海水族館 |
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日付1 |
刊行日: 2022/11/14 |
要約 | 沖縄美ら海水族館(国頭郡本部町)は、体が無数に枝分かれするゴカイの仲間「カラクサシリス(学名:Syllis ramosa)」を小型の無人潜水艇(ROV)調査で採集し、世界初となる生体展示を開始した。2万種を超えるゴカイ類のうち、体が分岐する種はシリス科の3種のみが知られる。同種は「タカツキカイメン」の内部を棲みかとし、1つのカイメンに1個体のみが共生する。なおタカツキカイメンは19世紀末にフィリピンから報告され、国内では2005年に相模湾から報告されたのを最後に、発見の記録が途絶えていた稀種となっている。展示個体はROVを使用し、2022年4月に本部町沖の水深350mより、宿主であるタカツキカイメンと共に採集された。同館の展示水槽では、カイメン表面に出現した本種の体の一部が観察できるほか、映像やパネルにて、生態や形態を詳しく学ぶことが出来る。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】沖縄美ら海水族館 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】沖縄美ら海水族館 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | タカツキカイメン、共生、沖縄美ら海水族館、ゴカイ、ROV、生体展示、カラクサシリス、本部町、無人潜水艇、シリス科 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 114324 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2022/11/22 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=34719 |
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