地域で、欧州で、EVとバッテリーシェアリングの新たな展開

仙台市、七十七銀行、パーク24株式会社は11月6日、脱炭素都市づくりに向けたEVカーシェアリング事業に関する連携協定を締結した。仙台市が進める「脱炭素先行地域」プロジェクトの一環として、七十七銀行の二日町支店にEV車両を配備し、平日は仙台市職員と七十七銀行従業員が、休日は市民が利用できるカーシェアリングサービスを提供する。これにより、公用車・社有車の脱炭素化と市民へのEV普及を図り、シェアリングエコノミーの推進を目指す。今後もEVカーシェアの拠点拡大に取り組み、仙台市の脱炭素化都市づくりを支援する。──また、HondaとスウェーデンのGoCimoは11月5日、マルメ市でバッテリーシェアリングサービスの実証実験を開始する。2025年2月から1年間、Hondaの電動二輪コミューター「EM1 e:」と交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」を用い、3カ所のバッテリー交換ステーションでサービスの受容性と適合性を検証する。Hondaはハードウェアとシステムを提供し、GoCimoはサービス運営と顧客管理を担当する。今回の実証実験を通じ、欧州市場での長期的なパートナーシップの可能性も探る。──仙台市らの連携協定は、地域の脱炭素化とシェアリングエコノミーの推進を目指すものであり、EVカーシェアリングを通じて市民や事業者に環境に優しい交通手段を提供する。一方、Hondaらの実証実験は、欧州市場でのバッテリーシェアリングサービスの受容性と適合性を検証し、電動二輪車の普及を促進することを目的としている。──これらの取り組みは、EVの普及のみならず、その先にある社会像を想定した協働的な施策の活発化の兆しかもしれない。

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