東京大学大気海洋研究所の鈴木教授らは、日欧共同ミッションの地球観測衛星EarthCAREを用いて、雲とエアロゾルの鉛直分布が地球の放射エネルギー収支に与える影響を定量的に評価する手法を開発した。──地球温暖化などの気候変動予測において、雲とエアロゾルの影響を正確に評価することは大きな課題であった。特に、雲とエアロゾルの鉛直分布が放射エネルギー収支に与える影響を定量的に評価する手法は確立されていなかった。そこで、研究グループはEarthCARE衛星の4つのセンサを用いて、雲とエアロゾルの鉛直分布に基づく放射エネルギーの伝達過程を計算し、実測値と比較することで手法の妥当性を検証した。詳細な検証を行ったところ、計算値と実測値が概ね整合しており、雲とエアロゾルの鉛直分布を考慮した放射エネルギーの実測値を上手く説明できることが確認された。──今後はEarthCARE衛星から得られる実際の観測データに、本手法を適用し、雲とエアロゾルの気候影響を詳細に調べることができるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東京大学大気海洋研究所 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | EarthCARE衛星を用いた雲とエアロゾルの放射エネルギー評価手法 |
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日付1 |
刊行日: 2024/12/24 |
要約 | 東京大学大気海洋研究所の鈴木教授らは、日欧共同ミッションの地球観測衛星EarthCAREを用いて、雲とエアロゾルの鉛直分布が地球の放射エネルギー収支に与える影響を定量的に評価する手法を開発した。──地球温暖化などの気候変動予測において、雲とエアロゾルの影響を正確に評価することは大きな課題であった。特に、雲とエアロゾルの鉛直分布が放射エネルギー収支に与える影響を定量的に評価する手法は確立されていなかった。そこで、研究グループはEarthCARE衛星の4つのセンサを用いて、雲とエアロゾルの鉛直分布に基づく放射エネルギーの伝達過程を計算し、実測値と比較することで手法の妥当性を検証した。詳細な検証を行ったところ、計算値と実測値が概ね整合しており、雲とエアロゾルの鉛直分布を考慮した放射エネルギーの実測値を上手く説明できることが確認された。──今後はEarthCARE衛星から得られる実際の観測データに、本手法を適用し、雲とエアロゾルの気候影響を詳細に調べることができるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東京大学大気海洋研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学大気海洋研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】気象庁気象研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】気象庁気象研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】東京海洋大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京海洋大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 伝達過程、センサ、エアロゾル、雲、気候変動予測、定量評価、実測値、EarthCARE衛星、放射エネルギー収支、鉛直分布 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 122457 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2024/12/26 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=37406 |
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