東京大学と海洋研究開発機構の研究グループは、地上から\"宇宙の下端\"に相当する高度110kmまでをカバーする全大気再解析データ「ヤワラ(JAWARA: JAGUAR-DAS Whole neutral Atmosphere Reanalysis)」の作成に成功した。このデータは、ハイトップ大気大循環モデルを基盤とした新たな高速データ同化システムを用いて作成され、スパースな衛星観測データを同化することで実現された。観測やモデル適用が難しいとされてきた高度50~110kmの中間圏・下部熱圏を含む全大気の大気大循環やその階層構造の詳細な解析に資するものとなる。ヤワラを用いて地上気象や成層圏と統合的に解析することができ、大気科学と宇宙科学をつなぐ学際研究の進展はもとより、中間圏・下部熱圏領域での現象が成層圏や対流圏、地上気象に及ぼす影響を定量的に評価することが可能となり、季節予報のリードタイム延長や気候変動への対応力向上などの社会課題の解決への貢献が期待される。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東京大学大学院理学系研究科 PRESS RELEASES 【オンライン情報源2】 JAMSTEC ニュースルーム |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 大気科学と宇宙科学をつなぐ!全大気再解析データ・JAWARA |
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日付1 |
刊行日: 2025/01/14 |
要約 | 東京大学と海洋研究開発機構の研究グループは、地上から\"宇宙の下端\"に相当する高度110kmまでをカバーする全大気再解析データ「ヤワラ(JAWARA: JAGUAR-DAS Whole neutral Atmosphere Reanalysis)」の作成に成功した。このデータは、ハイトップ大気大循環モデルを基盤とした新たな高速データ同化システムを用いて作成され、スパースな衛星観測データを同化することで実現された。観測やモデル適用が難しいとされてきた高度50~110kmの中間圏・下部熱圏を含む全大気の大気大循環やその階層構造の詳細な解析に資するものとなる。ヤワラを用いて地上気象や成層圏と統合的に解析することができ、大気科学と宇宙科学をつなぐ学際研究の進展はもとより、中間圏・下部熱圏領域での現象が成層圏や対流圏、地上気象に及ぼす影響を定量的に評価することが可能となり、季節予報のリードタイム延長や気候変動への対応力向上などの社会課題の解決への貢献が期待される。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東京大学大学院理学系研究科 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学大学院理学系研究科 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 下部熱圏、気候変動、成層圏、対流圏、大気大循環、中間圏、全大気再解析データ、JAWARA、ハイトップ大気大循環モデル、高速データ同化システム |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 122501 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2025/01/15 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=37439 |
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