R7初事例:横浜港本牧ふ頭でヒアリ550匹を確認

環境省および横浜市は、2025年6月2日に横浜港本牧ふ頭で要緊急対処特定外来生物「ヒアリ(<i>Solenopsis invicta</i>)」が確認されたことを発表した。

ヒアリは、南米原産の強毒性を持つ外来アリであり、刺されると激しい痛みやアレルギー反応を引き起こすことがある。日本では2017年以降、港湾を中心に断続的に発見されており、今回の事例は2025年度全国初の確認例である。確認された個体数は約550匹で、コンテナヤードの舗装の継ぎ目から出入りしていた。
環境省はヒアリ等の全国港湾調査を毎年実施しており、「ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針」(令和5年国交省・環境省告示第1号)に基づき、発見直後に殺虫餌(ベイト剤)を設置し、専門家による同定が行われた。今回も発見の翌日にはヒアリであることが確認され、環境省は横浜市など関係機関と連携して現地調査と防除を実施している。
関東地方環境事務所は、コンテナヤード周辺の点検や、疑わしいアリの発見時の通報・封じ込め措置を関係機関に要請している。

配布情報

識別情報

メタデータの情報

関連するコンテンツ

  • 関連情報は見つかりませんでした。
  • 関連情報は見つかりませんでした。
  • 関連情報は見つかりませんでした。
  • 関連情報は見つかりませんでした。
  • 関連情報は見つかりませんでした。
  • 関連情報は見つかりませんでした。