JR西日本は、ディーゼル車両のカーボンニュートラル化を目指し、次世代「バイオディーゼル燃料(BDF)」の導入に向けた実証実験を2022年度から2024年度にかけて実施し、2025年度の営業列車への本格導入に向けた準備を進めている。
本取り組みは、同社が掲げる環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン2050」の一環であり、化石燃料である軽油の代替として、再生可能資源由来のBDFを100%使用することを目指している。実証実験は、国土交通省の「鉄道技術開発・普及促進制度」に基づき、鉄道総合技術研究所およびJR7社と連携して実施された。
2022年度にはエンジン単体での性能試験、2023年度には山陰本線での季節別走行試験、2024年度には岩徳線の営業列車において約5か月間の長期走行試験が行われた。試験では、エンジン内部、燃料供給系、潤滑油、出力性能など複数の項目が評価され、いずれも良好な結果が得られた。エンジンへの悪影響は確認されず、BDFの実用性が裏付けられた。
今後は、JR西日本が保有する全ディーゼル車両の燃料を次世代BDFに100%置き換えることを目標に、導入時期や対象路線の詳細を検討していくという。
| 情報源 |
【オンライン情報源1】 JR西日本 ニュースリリース |
|---|---|
| 配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
| タイトル | JR西日本、次世代BDF燃料による鉄道脱炭素化を模索 |
|---|---|
| 日付1 |
刊行日: 2025/05/29 |
| 要約 |
JR西日本は、ディーゼル車両のカーボンニュートラル化を目指し、次世代「バイオディーゼル燃料(BDF)」の導入に向けた実証実験を2022年度から2024年度にかけて実施し、2025年度の営業列車への本格導入に向けた準備を進めている。<br> 本取り組みは、同社が掲げる環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン2050」の一環であり、化石燃料である軽油の代替として、再生可能資源由来のBDFを100%使用することを目指している。実証実験は、国土交通省の「鉄道技術開発・普及促進制度」に基づき、鉄道総合技術研究所およびJR7社と連携して実施された。<br> 2022年度にはエンジン単体での性能試験、2023年度には山陰本線での季節別走行試験、2024年度には岩徳線の営業列車において約5か月間の長期走行試験が行われた。試験では、エンジン内部、燃料供給系、潤滑油、出力性能など複数の項目が評価され、いずれも良好な結果が得られた。エンジンへの悪影響は確認されず、BDFの実用性が裏付けられた。<br> 今後は、JR西日本が保有する全ディーゼル車両の燃料を次世代BDFに100%置き換えることを目標に、導入時期や対象路線の詳細を検討していくという。 |
| 目的 | ニュースリリース等の配信 |
| 状態 | 完成 |
| 問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】西日本旅客鉄道(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】西日本旅客鉄道(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
| 分野 | 環境総合 |
| 種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
| 場所 | アジア:日本 |
| キーワード | 国土交通省施策、再生可能エネルギー、カーボンニュートラル、SDGs、燃料転換、次世代バイオ燃料、鉄道脱炭素化、ゼロカーボン2050、鉄道技術開発、エンジン性能評価 |
| 言語1 | 日本語 |
| 文字集合1 | utf8 |
| 主題分類 | 環境 |
| ファイル識別子 | 123565 |
|---|---|
| 言語 | 日本語 |
| 文字集合 | |
| 親識別子 | |
| 階層レベル | 非地理データ集合 |
| 階層レベル名 | 国内ニュース |
| 日付 | 2025/06/06 |
| メタデータ標準の名称 | JMP |
| メタデータ標準の版 | 2.0 |
| 国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=37865 |
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