国土交通省は、7月1日以降に公告される直轄港湾工事において、作業船への次世代燃料導入によるCO2排出量削減効果を検証する試行工事を開始する。――港湾工事では、グラブ浚渫船や起重機船などの作業船が不可欠であり、これらから排出される二酸化炭素は直轄港湾工事全体の約2割を占める。今回の試行では、廃食油を原料とするバイオディーゼル燃料「FAME」や、天然ガス由来の合成燃料「GTL」といった次世代燃料を使用し、通常燃料との比較により排出削減効果を検証する。
具体的には、類似条件下での燃料消費量の比較を通じて、CO2排出量の差異を定量的に評価する。対象工事は受注者希望型で、対象船舶はグラブ浚渫船および起重機船とされており、計上可能な費用には、燃料代の差額、船舶改造費、清掃費、保険料、メンテナンス費用などが含まれ、受発注者間の協議により決定される。また、工事成績評定においては「社会貢献等」の項目で加点評価が行われる予定であり、環境配慮型工事の推進を後押しする制度設計となっている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国土交通省 報道発表資料 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国交省、FAME・GTL導入港湾の誘導施策を具体化 |
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日付1 |
刊行日: 2025/06/30 |
要約 |
国土交通省は、7月1日以降に公告される直轄港湾工事において、作業船への次世代燃料導入によるCO2排出量削減効果を検証する試行工事を開始する。――港湾工事では、グラブ浚渫船や起重機船などの作業船が不可欠であり、これらから排出される二酸化炭素は直轄港湾工事全体の約2割を占める。今回の試行では、廃食油を原料とするバイオディーゼル燃料「FAME」や、天然ガス由来の合成燃料「GTL」といった次世代燃料を使用し、通常燃料との比較により排出削減効果を検証する。<br> 具体的には、類似条件下での燃料消費量の比較を通じて、CO2排出量の差異を定量的に評価する。対象工事は受注者希望型で、対象船舶はグラブ浚渫船および起重機船とされており、計上可能な費用には、燃料代の差額、船舶改造費、清掃費、保険料、メンテナンス費用などが含まれ、受発注者間の協議により決定される。また、工事成績評定においては「社会貢献等」の項目で加点評価が行われる予定であり、環境配慮型工事の推進を後押しする制度設計となっている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国土交通省 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国土交通省 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 成績評定加点、カーボンニュートラル、二酸化炭素排出量、GTL、燃料転換、次世代燃料、港湾工事、作業船、FAME、環境配慮型工事 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 123943 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2025/07/01 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=37980 |
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