ダイオキシン類で高濃度汚染された市原港の鉛直方向の汚染実態および原因究明のための湾隣接の事業場に対するアンケート調査を実施した。 アンケート調査では隣接事業場がPCPを製造していたことが確認された。 鉛直方向の調査は8地点で柱状泥を採取し,ダイオキシン類,PCP等の測定などを実施した。湾口の2地点を除き,海底面から50cmの深さまですべて環境基準値を超過していた。 湾央のさらに深い柱状泥を採取した地点では築港時の海底面直上の堆積層にも汚染が及んでいた。表層と深い層に汚染層が確認されていることから,少なくとも2回のダイオキシン類の大量流入時期があったと考えられた。いずれもPCPと類似したTEQ組成や異性体組成であり,同じ汚染源に起因していると考えられた。H6CDDsの割合変化は排出してからの経過時間と関係しており,湾奥の地点が汚染源に最も近いと考えられた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_2904023_2004.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 29巻4号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 29巻4号, 23, (2004) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 56978 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/05/18 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |