(株)東芝は、レアアースのジスプロシウムを一切使用しない、モーター用の高鉄濃度サマリウム・コバルト磁石を開発したと発表した。ジスプロシウムは、鉱山が地球上の一部地域に集中しているため、価格高騰や輸出規制が課題となっており、ジスプロシウムを使用しない高性能磁石の開発が望まれていた。今回開発した磁石は、同社独自の熱処理技術を適用し、モーターの実使用温度域(100℃以上)でジスプロシウムを使用した磁石と同等以上の磁力を持たせた。また、熱処理条件を工夫することで、磁力の阻害要因となっていた酸化物や高銅濃度異相を低減させた。同磁石を搭載したモーターは、従来のモーターと同等の性能が確認され、自動車などで使用される耐熱性が高く、高性能かつ小型であることが求められるモーターに適しているという。なお、今回開発した磁石の一部及びモーターにはNEDOの希少金属代替・削減技術実用化開発助成事業の成果が含まれている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 (株)東芝 ニュースリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | (株)東芝、レアアースのジスプロシウムを一切使用しないモーター用磁石を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2012/08/16 |
要約 | (株)東芝は、レアアースのジスプロシウムを一切使用しない、モーター用の高鉄濃度サマリウム・コバルト磁石を開発したと発表した。ジスプロシウムは、鉱山が地球上の一部地域に集中しているため、価格高騰や輸出規制が課題となっており、ジスプロシウムを使用しない高性能磁石の開発が望まれていた。今回開発した磁石は、同社独自の熱処理技術を適用し、モーターの実使用温度域(100℃以上)でジスプロシウムを使用した磁石と同等以上の磁力を持たせた。また、熱処理条件を工夫することで、磁力の阻害要因となっていた酸化物や高銅濃度異相を低減させた。同磁石を搭載したモーターは、従来のモーターと同等の性能が確認され、自動車などで使用される耐熱性が高く、高性能かつ小型であることが求められるモーターに適しているという。なお、今回開発した磁石の一部及びモーターにはNEDOの希少金属代替・削減技術実用化開発助成事業の成果が含まれている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】(株)東芝 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(株)東芝 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | NEDO、東芝、希少金属、レアアース、モーター、コバルト、磁石、ジスプロシウム、サマリウム |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 73349 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2012/08/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=9101 |
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