京都大学は、工学研究科の村上正浩教授らの研究チームが、太陽エネルギーを駆動力としてアミノケトンに二酸化炭素(CO2)を取り込み、環状炭酸エステルを合成する手法を開発したと発表した。CO2は、地球温暖化の原因物質とされ、その削減が地球規模での急務の課題となっている。同研究チームでは、太陽エネルギーを活用してCO2を有機化合物中に取り込む手法として、太陽エネルギーを取り込む反応(明反応)と、CO2を取り込む反応(暗反応)を連続的に行うことを提唱。このモデルケースとして、温和な条件下でアミノケトンにCO2を取り込み、環状炭酸エステルを得る手法を開発した。この成果は、太陽光を駆動力として有機化合物に二酸化炭素を取り込むための基礎的な方法論を提案・実証したもの。この方法論をさらに押し進めることで、将来的にはCO2の資源化のみならず、太陽光のエネルギーを駆動力として用いる、環境に配慮した精密物質変換が可能になるものと期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 京都大学 研究成果 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 京都大学、太陽エネルギーを駆動力として二酸化炭素を取り込む手法を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2012/11/20 |
要約 | 京都大学は、工学研究科の村上正浩教授らの研究チームが、太陽エネルギーを駆動力としてアミノケトンに二酸化炭素(CO2)を取り込み、環状炭酸エステルを合成する手法を開発したと発表した。CO2は、地球温暖化の原因物質とされ、その削減が地球規模での急務の課題となっている。同研究チームでは、太陽エネルギーを活用してCO2を有機化合物中に取り込む手法として、太陽エネルギーを取り込む反応(明反応)と、CO2を取り込む反応(暗反応)を連続的に行うことを提唱。このモデルケースとして、温和な条件下でアミノケトンにCO2を取り込み、環状炭酸エステルを得る手法を開発した。この成果は、太陽光を駆動力として有機化合物に二酸化炭素を取り込むための基礎的な方法論を提案・実証したもの。この方法論をさらに押し進めることで、将来的にはCO2の資源化のみならず、太陽光のエネルギーを駆動力として用いる、環境に配慮した精密物質変換が可能になるものと期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】京都大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】京都大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | アミノケトン、有機化合物、CO2、地球温暖化、二酸化炭素、環境配慮、京都大学、太陽光、太陽エネルギー |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 74517 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2012/11/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=9814 |
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