(独)農業環境技術研究所と(独)海洋研究開発機構は、エルニーニョ/ラニーニャと世界の主要穀物の生産変動との関係性を解明したと発表した。従来、作物の生産量予測には、気温や土壌水分量などに基づく予測が研究されてきたが、中・高緯度地域や気温より土壌水分量の影響を受けやすい地域の作物ではその信頼性が十分ではなかったため、より予測精度の高いエルニーニョ/ラニーニャに基づき、世界の穀物の豊凶との関連付ける研究を行った。今回の研究により、世界平均で見た場合に、トウモロコシとコメ、コムギはエルニーニョとラニーニャのいずれも警戒が必要ではあるものの、コメとコムギではラニーニャ年をより警戒する必要があり、トウモロコシでは逆にエルニーニョをより警戒する必要があることを初めて明らかにした。今回の成果は、豊凶予測が難しい地域と作物でも、より信頼性の高い豊凶予測が可能になると見込まれるだけでなく、エルニーニョ/ラニーニャの発生は早い時点での予測が可能であるため、穀物豊凶予測の大幅な改善につながると期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 農業環境技術研究所 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | (独)農業環境技術研究所など、エルニーニョ/ラニーニャと世界の主要穀物の生産変動との関係性を解明 |
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日付1 |
刊行日: 2014/05/15 |
要約 | (独)農業環境技術研究所と(独)海洋研究開発機構は、エルニーニョ/ラニーニャと世界の主要穀物の生産変動との関係性を解明したと発表した。従来、作物の生産量予測には、気温や土壌水分量などに基づく予測が研究されてきたが、中・高緯度地域や気温より土壌水分量の影響を受けやすい地域の作物ではその信頼性が十分ではなかったため、より予測精度の高いエルニーニョ/ラニーニャに基づき、世界の穀物の豊凶との関連付ける研究を行った。今回の研究により、世界平均で見た場合に、トウモロコシとコメ、コムギはエルニーニョとラニーニャのいずれも警戒が必要ではあるものの、コメとコムギではラニーニャ年をより警戒する必要があり、トウモロコシでは逆にエルニーニョをより警戒する必要があることを初めて明らかにした。今回の成果は、豊凶予測が難しい地域と作物でも、より信頼性の高い豊凶予測が可能になると見込まれるだけでなく、エルニーニョ/ラニーニャの発生は早い時点での予測が可能であるため、穀物豊凶予測の大幅な改善につながると期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】農業環境技術研究所(現:農研機構 農業環境変動研究センター) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】農業環境技術研究所(現:農研機構 農業環境変動研究センター) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 海洋研究開発機構、農業環境技術研究所、穀物、予測、生産、気候、エルニーニョ、ラニーニャ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 80403 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2017/03/09 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=13514 |
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