気象庁は、2014年の南極オゾンホールの状況について、米国航空宇宙局(NASA)の衛星データに基づく解析結果を発表した。これによると、今年は例年と同様に8月にオゾンホールが現れたのち9月上旬から中旬にかけて拡大し、10月1日に今年の最大面積である2,340万km2(南極大陸の約1.7倍)まで広がった。この値は、昨年と同じく、最近10年間の平均と同程度で、オゾンホールは依然として規模の大きい状態が継続している。この原因として、南極上空のオゾン層破壊物質の濃度は緩やかに減少しているものの、依然として高い状態にあるためと考えられる。オゾン層破壊物質の減少がこのまま続けば、南極のオゾンホールは徐々に縮小するとみられるが、オゾンホールの形成・発達は下部成層圏(南極上空約20km)の気温に大きく依存するため、気象条件の変動により、年によっては今年より規模の大きいオゾンホールが発生することも考えられるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 気象庁 報道発表資料 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 気象庁、2014年の南極オゾンホールの状況を発表 |
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日付1 |
刊行日: 2014/11/11 |
要約 | 気象庁は、2014年の南極オゾンホールの状況について、米国航空宇宙局(NASA)の衛星データに基づく解析結果を発表した。これによると、今年は例年と同様に8月にオゾンホールが現れたのち9月上旬から中旬にかけて拡大し、10月1日に今年の最大面積である2,340万km2(南極大陸の約1.7倍)まで広がった。この値は、昨年と同じく、最近10年間の平均と同程度で、オゾンホールは依然として規模の大きい状態が継続している。この原因として、南極上空のオゾン層破壊物質の濃度は緩やかに減少しているものの、依然として高い状態にあるためと考えられる。オゾン層破壊物質の減少がこのまま続けば、南極のオゾンホールは徐々に縮小するとみられるが、オゾンホールの形成・発達は下部成層圏(南極上空約20km)の気温に大きく依存するため、気象条件の変動により、年によっては今年より規模の大きいオゾンホールが発生することも考えられるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】気象庁 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】気象庁 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 気象庁、オゾン層、気温、南極、成層圏、NASA、破壊物質、オゾンホール |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 82559 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/11/27 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=14845 |
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