名古屋大学は、気象庁気象研究所と協力して、地球温暖化に伴い、スーパー台風の強度が21世紀末までに顕著に増大することを予測したと発表した。スーパー台風とは、地表付近の最大平均風速が毎秒130ノット(67m)を超える熱帯低気圧のこと。地球温暖化に伴い熱帯低気圧が将来どのようになるのかは、防災と水資源の両方の観点から大きな問題である。特に日本を含む東アジア地域にとって、台風の将来変化は大きな関心事となっている。今回、地球温暖化が進行した21世紀後半の気候状態で、台風の最も強いクラスであるスーパー台風の強度がどの程度強いものになるのかについて、高解像度の数値シミュレーションを実施。その結果、将来気候における最も強いスーパー台風の最大強度は、風速毎秒85-90m、最低中心気圧860hPa程度に達することが示された。また、将来気候では、日本を含む中緯度帯まで、スーパー台風の強度を維持して台風が北上することが示された。この成果は、地球温暖化が進むと日本へのスーパー台風の上陸の可能性が高まることを示しているという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 名古屋大学 プレスリリース(PDF) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
タイトル | 名古屋大など、地球温暖化に伴いスーパー台風の強度が増大と発表 |
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日付1 |
刊行日: 2015/01/07 |
要約 | 名古屋大学は、気象庁気象研究所と協力して、地球温暖化に伴い、スーパー台風の強度が21世紀末までに顕著に増大することを予測したと発表した。スーパー台風とは、地表付近の最大平均風速が毎秒130ノット(67m)を超える熱帯低気圧のこと。地球温暖化に伴い熱帯低気圧が将来どのようになるのかは、防災と水資源の両方の観点から大きな問題である。特に日本を含む東アジア地域にとって、台風の将来変化は大きな関心事となっている。今回、地球温暖化が進行した21世紀後半の気候状態で、台風の最も強いクラスであるスーパー台風の強度がどの程度強いものになるのかについて、高解像度の数値シミュレーションを実施。その結果、将来気候における最も強いスーパー台風の最大強度は、風速毎秒85-90m、最低中心気圧860hPa程度に達することが示された。また、将来気候では、日本を含む中緯度帯まで、スーパー台風の強度を維持して台風が北上することが示された。この成果は、地球温暖化が進むと日本へのスーパー台風の上陸の可能性が高まることを示しているという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】名古屋大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】名古屋大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】気象庁気象研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】気象庁気象研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 地球温暖化、シミュレーション、予測、気候、名古屋大学、台風、気象庁気象研究所 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 83384 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/01/26 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=15319 |
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