農業環境技術研究所は、農業生物資源研究所と共同で、カドミウム汚染水田の浄化に利用できるカドミウム高吸収イネ品種を開発し、「ファイレメCD1号」として品種登録出願したと発表した。カドミウムは天然に広く存在する重金属であり、鉱山開発、精錬などにより環境中に排出されるなど、様々な原因により一部の水田などの土壌に蓄積しているため、コストがかかる客土に代わる汚染土壌浄化技術が求められていた。今回開発した品種は、カドミウムをよく吸収する外国のインディカ品種「ジャルジャン」にガンマ線を照射して得られた突然変異体。同品種がもつ脱粒しやすく倒伏しやすいという欠点を改善したことで、日本の機械化栽培体系に適合し、国内での栽培が容易になった。また、日本の食用品種より背が高く、長粒の赤米であることから、国内の食用品種と容易に識別でき、カドミウム汚染水田の実用的な環境浄化植物(ファイトレメディエーション植物)として広く利用できるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 農業環境技術研究所 プレスリリース 【オンライン情報源2】 農業生物資源研究所 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 農環研と生物研、カドミウム汚染水田浄化専用のカドミウム高吸収イネを開発 |
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日付1 |
刊行日: 2015/07/17 |
要約 | 農業環境技術研究所は、農業生物資源研究所と共同で、カドミウム汚染水田の浄化に利用できるカドミウム高吸収イネ品種を開発し、「ファイレメCD1号」として品種登録出願したと発表した。カドミウムは天然に広く存在する重金属であり、鉱山開発、精錬などにより環境中に排出されるなど、様々な原因により一部の水田などの土壌に蓄積しているため、コストがかかる客土に代わる汚染土壌浄化技術が求められていた。今回開発した品種は、カドミウムをよく吸収する外国のインディカ品種「ジャルジャン」にガンマ線を照射して得られた突然変異体。同品種がもつ脱粒しやすく倒伏しやすいという欠点を改善したことで、日本の機械化栽培体系に適合し、国内での栽培が容易になった。また、日本の食用品種より背が高く、長粒の赤米であることから、国内の食用品種と容易に識別でき、カドミウム汚染水田の実用的な環境浄化植物(ファイトレメディエーション植物)として広く利用できるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】農業環境技術研究所(現:農研機構 農業環境変動研究センター) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】農業環境技術研究所(現:農研機構 農業環境変動研究センター) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】農業生物資源研究所(現:農研機構) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】農業生物資源研究所(現:農研機構) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 農業環境技術研究所、水田、イネ、カドミウム、ファイトレメディエーション、農業生物資源研究所 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 85639 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2017/03/09 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=16705 |
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