新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、次世代の石炭ガス化複合発電(IGCC)システムの開発に着手すると発表した。石炭火力発電は、二酸化炭素(CO2)の排出量が多いため、高効率化に加え、CO2を回収・貯留するCCS技術により低炭素化を図っていく必要がある。しかし、CCSには多大な付加的エネルギーが必要となり、効率の低下や発電コストの上昇を招くため、このエネルギーロスの低減が技術的な課題となっている。今回開発するのは、発電時に発生するCO2をほぼ全量回収しながらも、最先端の石炭火力発電と同等な発電効率42%を達成できるIGCCシステム。排ガスCO2の一部を系統内にリサイクルし、排ガス中のCO2純度を高めることにより、CO2回収時に大きなエネルギーロスとなっていたCO2分離回収工程が不要となる。実機に近い大型サイズでの要素技術検証を実施することで、基盤技術をより確実な技術として発展させ、2035年頃の商用化に向け、高効率でCO2排出ゼロの石炭火力発電の実現を目指すという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース 【オンライン情報源2】 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 公募情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | NEDO、次世代のCO2回収型石炭ガス化複合発電システム開発に着手 |
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日付1 |
刊行日: 2015/08/11 |
要約 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、次世代の石炭ガス化複合発電(IGCC)システムの開発に着手すると発表した。石炭火力発電は、二酸化炭素(CO2)の排出量が多いため、高効率化に加え、CO2を回収・貯留するCCS技術により低炭素化を図っていく必要がある。しかし、CCSには多大な付加的エネルギーが必要となり、効率の低下や発電コストの上昇を招くため、このエネルギーロスの低減が技術的な課題となっている。今回開発するのは、発電時に発生するCO2をほぼ全量回収しながらも、最先端の石炭火力発電と同等な発電効率42%を達成できるIGCCシステム。排ガスCO2の一部を系統内にリサイクルし、排ガス中のCO2純度を高めることにより、CO2回収時に大きなエネルギーロスとなっていたCO2分離回収工程が不要となる。実機に近い大型サイズでの要素技術検証を実施することで、基盤技術をより確実な技術として発展させ、2035年頃の商用化に向け、高効率でCO2排出ゼロの石炭火力発電の実現を目指すという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 石炭ガス化複合発電、IGCC、新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDO、CO2回収・貯留、低炭素化 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 86169 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/08/12 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=16899 |
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