中国気象局、2016年の中国の気温は平年より高く、降水量は観測史上最高と報告

中国気象局(CMA)は、2016年の中国全土の気温と降水量を報告した。これによると、2016年12月28日時点で年間の平均気温は10.5℃で過去の平均を0.8℃上回り、中国東北部の北部と内モンゴルの北東部を除く大半の地域で平年より暖かかった。384か所の測候所で厳しい熱波を観測し、うち83か所は観測史上最高値を記録。12月(1~28日)の平均気温は平年より2.6℃高く、最高記録を更新したという。年間の平均降水量は平年を16%上回り、1951年以降で最高の729.7 mmに達した。しかし地域によってまちまちで、中国東北部の中部および北東部、揚子江流域などでは年間降水量は20~50%増加した一方、上海南西部、山東半島東部などでは20~50%減少したという。また、420か所の測候所で極端に多い日降水量が記録され、うち89か所は過去最高を記録。350か所で連続した異常多雨を記録し、うち25か所は連続降雨時間の記録を更新したという。

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