京都大学は、生物多様性の維持に関する新しい仮説を提唱し、個体ベースのシミュレーションモデルを用いて実際の生物多様性を再現したと発表した。これは、個体の性比(種子と花粉の生産比)に着目したもので、生物の密度に応じて花粉と種子の生産バランスが変化するとする「性比理論」等を生物群集に応用したもの。シミュレーションでは、密度に応じた種子と花粉への資源配分が起こり、種子生産量が種間で均一化する過程が再現されている。また、実際のフィールドで観察される種数と個体数の関係も再現していることから、「性比は競合種の安定した共存関係を促進」する重要な役割を果たしていることを示唆した研究成果であるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 京都大学 研究成果 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 京都大、生物多様性の維持に関する新仮説を提唱し、シミュレーションモデルにより再現 |
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日付1 |
刊行日: 2017/03/09 |
要約 | 京都大学は、生物多様性の維持に関する新しい仮説を提唱し、個体ベースのシミュレーションモデルを用いて実際の生物多様性を再現したと発表した。これは、個体の性比(種子と花粉の生産比)に着目したもので、生物の密度に応じて花粉と種子の生産バランスが変化するとする「性比理論」等を生物群集に応用したもの。シミュレーションでは、密度に応じた種子と花粉への資源配分が起こり、種子生産量が種間で均一化する過程が再現されている。また、実際のフィールドで観察される種数と個体数の関係も再現していることから、「性比は競合種の安定した共存関係を促進」する重要な役割を果たしていることを示唆した研究成果であるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】京都大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】京都大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 生物多様性、京都大学、シミュレーション、植物、花粉、種子、生物群集、性比 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 94041 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2017/03/17 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=21032 |
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