経済協力開発機構(OECD)は、カナダの環境パフォーマンスに関する報告書を公表し、排出量削減2030年目標の達成のため、エネルギー部門(特にオイルサンド)の炭素強度低減と運輸部門のグリーン化を加速する必要があると報告した。カナダは、OECD諸国中、炭素強度は上位から2番目、温室効果ガス排出は4番目に多い。1990年以降、発電、重工業、建築、廃棄物、農業の排出は減少ないし停滞しているが、石油・天然ガスと運輸部門の排出は著しく増加した。そのため、2000年比の排出減少率は、OECD地域全体の4.7%に対し、カナダは1.5%にとどまる。カナダの総排出量のうち、4分の1を石油・天然ガス産業が、さらに4分の1を運輸部門が占める。報告は、「環境に優しい成長と気候変動に関する汎カナダ枠組」の効果的な実施と評価の仕組みの制定、先住民社会との協議の改善と能力構築、地方自治体との調整と連携、低排出燃料へ誘導する税制、汚水処理施設改良のための料金値上げ等を勧告した。
情報源 |
【オンライン情報源1】 経済協力開発機構(OECD) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 経済協力開発機構、カナダはエネルギーと運輸部門のグリーン化を加速する必要があると報告 |
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日付1 |
刊行日: 2017/12/19 |
要約 | 経済協力開発機構(OECD)は、カナダの環境パフォーマンスに関する報告書を公表し、排出量削減2030年目標の達成のため、エネルギー部門(特にオイルサンド)の炭素強度低減と運輸部門のグリーン化を加速する必要があると報告した。カナダは、OECD諸国中、炭素強度は上位から2番目、温室効果ガス排出は4番目に多い。1990年以降、発電、重工業、建築、廃棄物、農業の排出は減少ないし停滞しているが、石油・天然ガスと運輸部門の排出は著しく増加した。そのため、2000年比の排出減少率は、OECD地域全体の4.7%に対し、カナダは1.5%にとどまる。カナダの総排出量のうち、4分の1を石油・天然ガス産業が、さらに4分の1を運輸部門が占める。報告は、「環境に優しい成長と気候変動に関する汎カナダ枠組」の効果的な実施と評価の仕組みの制定、先住民社会との協議の改善と能力構築、地方自治体との調整と連携、低排出燃料へ誘導する税制、汚水処理施設改良のための料金値上げ等を勧告した。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】経済協力開発機構(OECD) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】経済協力開発機構(OECD) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | OECD、温室効果ガス、エネルギー、運輸、グリーン化、カナダ、経済協力開発機構、炭素、排出量削減 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 97943 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/01/04 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=23246 |
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