REN21(21世紀のための自然エネルギー政策ネットワーク)は、「自然エネルギー世界白書2018」を公表した。それによると、再生可能エネルギー利用の発電は2017年の新設発電容量の70%を占め、前年比約9%増で過去最大の増加となった。新設への投資額は、化石燃料・原子力施設新設への投資額の2倍を超えた。だが、熱利用・運輸部門での利用は低迷を続けている。2015年に世界の熱消費における近代的再生可能エネルギー利用は約10%である一方、環境負荷の大きい薪炭等伝統的バイオマスは約16%を占めた。2017年に乗用電気自動車は120万台販売されたが、運輸部門の再生可能エネルギーの利用は約3%で、その90%以上がバイオ燃料である。熱利用・運輸部門の再生可能エネルギー利用目標をもつ国は、電力部門の目標をもつ国の3分の1足らずである。パリ協定の1.5℃目標達成のために、全部門の利用拡大の加速、化石燃料や原子力への補助金の廃止、インフラ投資、熱利用・運輸部門の政策立案が必要とされている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース 【オンライン情報源2】 「自然エネルギー世界白書2018」 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | REN21、再生可能エネルギーは2017年の新設発電容量の7割を占めたと報告 |
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日付1 |
刊行日: 2018/06/04 |
要約 | REN21(21世紀のための自然エネルギー政策ネットワーク)は、「自然エネルギー世界白書2018」を公表した。それによると、再生可能エネルギー利用の発電は2017年の新設発電容量の70%を占め、前年比約9%増で過去最大の増加となった。新設への投資額は、化石燃料・原子力施設新設への投資額の2倍を超えた。だが、熱利用・運輸部門での利用は低迷を続けている。2015年に世界の熱消費における近代的再生可能エネルギー利用は約10%である一方、環境負荷の大きい薪炭等伝統的バイオマスは約16%を占めた。2017年に乗用電気自動車は120万台販売されたが、運輸部門の再生可能エネルギーの利用は約3%で、その90%以上がバイオ燃料である。熱利用・運輸部門の再生可能エネルギー利用目標をもつ国は、電力部門の目標をもつ国の3分の1足らずである。パリ協定の1.5℃目標達成のために、全部門の利用拡大の加速、化石燃料や原子力への補助金の廃止、インフラ投資、熱利用・運輸部門の政策立案が必要とされている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連気候変動枠組条約(UNFCCC) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連気候変動枠組条約(UNFCCC) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | バイオ燃料、化石燃料、原子力、REN21、パリ協定、自然エネルギー世界白書2018、再生可能エネルギー利用、インフラ投資 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 99422 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/06/12 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=24285 |
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