中国科学院、北京に「地球観測・デジタルアースセンター」を設立

発表日:2007.11.22

中国科学院(CAS:Chinese Academy of Sciences)は、北京に「地球観測・デジタルアースセンター」(CEODE:Center for Earth Observations and Digital Earth)を設立した。このセンターは、大規模なネットワークでつながる総合機関として位置づけられ、人工衛星リモートセンシングセンター、航空機リモートセンシングセンター、空間データセンター、デジタルアース科学研究所の4つのサブ機関で構成される。センターの目的は、地球観測やデジタルアースの関連技術における国際的な研究センターとなり、中国の発展のための主要なニーズに対応することであるという。CEODEでは、国の機関として、航空機や人工衛星によるリモートセンシングデータの取得、処理、アーカイブ及び配布サービスを提供するほか、他の機関と連携して、地理空間情報やデジタルアースに関する研究や技術開発に取り組む。すなわち、航空機や人工衛星に搭載するセンサーの開発と検証において、産業界と連携しながら中心的役割を担うとともに、統合化されたリモートセンシングデータや様々な地球科学のデータを用いたアプリケーションサービスを提供する。また、デジタルアース科学の基盤技術である、仮想空間での地球の可視化ツールなどを用いて、国民向けの様々なサービスを提供する。センターで受信する地球観測データは、将来的にはアジア大陸の70%をカバーする予定であり、こうしてCEODEで収集・統合される地球規模の情報は、自然要因や人為的要因による地球環境変化をより良く理解するのに役立つと期待される。

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