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 清水建設など、リグノフェノールの市場開拓に向けた取組を紹介

発表日:2019.10.29


  清水建設(株)は、「リグノフェノール」研究施設の概要や、事業化に向けた今後の予定などを紹介した。同社は、リグノフェノールの有用性に着目し、2013年時点で基礎的な製造技術を開発していた島根県松江市の建設コンサルタントから共同研究の申し入れを受け、2015年から事業化可能性の検討を開始し、2018年に両社、(株)神鋼環境ソリューションおよび神鋼商事(株)の4社からなる共同研究体制を立ち上げた。今回、4社が隠岐の島町(島根県隠岐郡)で建設を進めてきた研究施設が完成し、施設内の小規模製造プラント(年間製造量1 t)によりリグノフェノール製造プロセスの経済性を検証するとともに、用途開発やサンプル製造・出荷による市場開拓を進め、2021年には商用プラントの建設に着手する計画という。

情報源 清水建設(株) ニュースリリース
機関 清水建設(株) (株)藤井基礎設計事務所 (株)神鋼環境ソリューション 神鋼商事(株)
分野 環境総合
キーワード 清水建設 | 島根県 | リグノフェノール | 隠岐の島町 | 隠岐郡 | 研究施設 | 小規模製造プラント | 市場開拓 | 商用プラント
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