(公財)日本鳥類保護連盟(JSPB)は、(独)環境再生保全機構の助成事業、地球環境基金(ひろげる助成)における「ネパールにおける猛禽類をはじめとした鳥類及び自然環境を保全していくための人材の育成」についての取組を紹介している。ネパールでは、開発による猛禽類の生息地への影響や、ゴミ集積場において重金属が混在する可能性のあるゴミをハゲワシが食しているという現状が指摘されている。ネパール鳥学会はこうした問題に取組んでいるが、資金や人材不足により活動に限界があるという。JSPBは、こうした問題を解決すべく、調査技術の提供、エコツアーガイドの育成および普及啓発を実施している。2019年の活動としては、エコツアーガイドについての知識提供と視察(9月)、ネパール鳥学会のガイド引率で試験的なエコツアー等を行った(11月)。次回訪問では、よりよいエコツアー開催に向けたワークショップを実施する予定であるとし、今後もネパール鳥学会がエコツアーを通して活動資金が獲得でき、保護活動が継続できる基盤づくりを進めていくという。
情報源 |
(公財)日本鳥類保護連盟 NEWS
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機関 | (公財)日本鳥類保護連盟 (独)環境再生保全機構 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境再生保全機構 | 自然環境 | ネパール | 鳥類 | 人材育成 | 猛禽類 | 日本鳥類保護連盟 | ハゲワシ | 地球環境基金 | エコツアーガイド |
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