愛媛大学は、これまで四国では未発見だった外来種の「アカハネオンブバッタ(学名:Atractomorpha sinensis sinensis)」を松山市内で発見した。同種は、日本においては西南諸島に生息し、国外では中国・韓国・台湾・ハワイなどに分布するとされている。2012年頃から大阪府を中心に近畿地方で、2014年には淡路島で確認されていたことから、四国への侵入が懸念されていた。今回、松山市内の公園で開催した子供向けの昆虫教室で、同種が発見され、その後の調査で市内複数個所での生息が確認された。同種は在来種のオンブバッタと近縁であることから、競争関係になり両者が入れ替わる可能性も危惧され、今後の動向を注視する必要があるという。
情報源 |
愛媛大学 プレスリリース
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機関 | 愛媛大学 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 外来種 | 四国 | 松山市 | 愛媛大学 | アカハネオンブバッタ | Atractomorpha sinensis sinensis | オンブバッタ | 近縁種 | 競争関係 |
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