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 京都市、自治体初となるSDGs債を発行

発表日:2021.12.24


  京都市は、令和3年12月24日、自治体初となる「SDGsへの貢献を目的とした私募債(愛称:京都市SDGs債)」を発行する(年限:10年、発行額:11億円、主幹事証券会社:大和証券(株))。同市では、文化を基軸に、京都が培ってきた持続可能な都市を目指す「持続可能な開発目標」の理念と、あらゆる危機にしなやかに対応し、より魅力的な都市となる「レジリエンス」の理念を融合。この理念をすべての施策立案の基礎に据え、「くらしに安心、まちに活力、みらいに責任」のまちづくりを推進し、SDGs先進度など国内外において高い評価を得ている。同市債は、グリーン、ソーシャル分野等に関する建設事業の財源となるとともに、SDGsの達成に向けた問題意識や目標を、同市と投資家とが共有し、具体的な取組を進めて行くことで、SDGsに貢献することを目的としている。なお、同市債は、公債費の削減につながる条件での発行となっている。同市SDGs債により、グリーン事業として、1)水災害に適応するための浸水防除事業、2)緑化推進事業。ソーシャル事業して、3)小中学校,特別支援学校等の整備、小・中体育館の防災機能強化等に充当し、進捗状況等を同市ホームページで公表するとしている。

情報源 東京都 報道発表資料
機関 京都市
分野 環境総合
キーワード 京都市 | SDGs | レジリエンス | 緑化推進事業 | 大和証券 | 京都市SDGs債 | グリーン事業 | ソーシャル事業 | 防災機能強化
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