(国研)理化学研究所は、独自に開発した希土類触媒を用いて、自己修復性能などを有する新しい機能性ポリマーの創製に成功した。同研究所は、スカンジウムなどの希土類金属触媒を用いた新規材料の開発を進めており、2017年7月に汎用的なポリオレフィンの合成に成功したと報告している。今回、当該触媒を用いて、1気圧の条件下で、エチレンと置換基(アニシル基)を持つプロピレンの配列を制御し、共重合させた新しいポリオレフィンを創製した。得られたポリオレフィンはゴムのように伸縮(伸び率:約22倍)するだけでなく、大気中に加え、水、酸やアルカリ性水溶液中でも「自己修復性能」や「形状記憶性能」が発現することも明らかとなった。置換基の選択によって熱物性および機械物性を制御できることから、自己修復性材料の設計・開発や実用性の高い新規機能性材料の開発、ひいては「持続可能な開発目標SDGs『12.つくる責任つかう責任』」に貢献する成果であるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 理化学研究所 報道発表資料 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 理研、希土類触媒による機能性ポリマーの開発成果(自己修復性材料)を発表 |
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日付1 |
刊行日: 2019/02/07 |
要約 | (国研)理化学研究所は、独自に開発した希土類触媒を用いて、自己修復性能などを有する新しい機能性ポリマーの創製に成功した。同研究所は、スカンジウムなどの希土類金属触媒を用いた新規材料の開発を進めており、2017年7月に汎用的なポリオレフィンの合成に成功したと報告している。今回、当該触媒を用いて、1気圧の条件下で、エチレンと置換基(アニシル基)を持つプロピレンの配列を制御し、共重合させた新しいポリオレフィンを創製した。得られたポリオレフィンはゴムのように伸縮(伸び率:約22倍)するだけでなく、大気中に加え、水、酸やアルカリ性水溶液中でも「自己修復性能」や「形状記憶性能」が発現することも明らかとなった。置換基の選択によって熱物性および機械物性を制御できることから、自己修復性材料の設計・開発や実用性の高い新規機能性材料の開発、ひいては「持続可能な開発目標SDGs『12.つくる責任つかう責任』」に貢献する成果であるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】理化学研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】理化学研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 形状記憶性能、理化学研究所、ポリオレフィン、SDGs、スカンジウム、機能性ポリマー、希土類金属触媒、熱物性、機械物性、自己修復性能 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 102111 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/02/12 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=26343 |
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