世界資源研究所(WRI)の職員が南極を訪問し、気候変動の影響とみられる以下の5つの兆候を報告した。1)南極の空気も海も温暖化:南極半島は地球上で最も急速な温暖化が進んでおり、過去50年間で気温が約3℃上昇し、世界平均の0.9℃を大幅に上回っている。また南極海の一部地域では水温が3℃も上昇している。2)氷が急速に溶けて後退:南極の氷の喪失率は、2012年以降はそれ以前の20年間と比べて3倍のペースになっており、地図の描き直しが必要とされている。3)ペンギンの個体数減少:南極半島沖の海域ではオキアミが70~80%減少しており、オキアミを餌とする種類のペンギンは近年減少している。4)雪が赤く染まる藻類の繁殖:赤い色素を産生する藻類は、気温が上昇すると大量に繁殖し、雪面の反射率を低下させて雪解けを促進させる。5)コケや地衣類による緑化の進行:南極でもコケや地衣類、草などの緑に覆われている場所があり、緑の中を歩くペンギンが撮影された。
情報源 |
【オンライン情報源1】 世界資源研究所(WRI)ニュース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 世界資源研究所、南極大陸で見られる気候変動の5つの兆候を報告 |
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日付1 |
刊行日: 2020/04/10 |
要約 | 世界資源研究所(WRI)の職員が南極を訪問し、気候変動の影響とみられる以下の5つの兆候を報告した。1)南極の空気も海も温暖化:南極半島は地球上で最も急速な温暖化が進んでおり、過去50年間で気温が約3℃上昇し、世界平均の0.9℃を大幅に上回っている。また南極海の一部地域では水温が3℃も上昇している。2)氷が急速に溶けて後退:南極の氷の喪失率は、2012年以降はそれ以前の20年間と比べて3倍のペースになっており、地図の描き直しが必要とされている。3)ペンギンの個体数減少:南極半島沖の海域ではオキアミが70~80%減少しており、オキアミを餌とする種類のペンギンは近年減少している。4)雪が赤く染まる藻類の繁殖:赤い色素を産生する藻類は、気温が上昇すると大量に繁殖し、雪面の反射率を低下させて雪解けを促進させる。5)コケや地衣類による緑化の進行:南極でもコケや地衣類、草などの緑に覆われている場所があり、緑の中を歩くペンギンが撮影された。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】世界資源研究所(WRI) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】世界資源研究所(WRI) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 自然環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | ペンギン、気候変動、世界資源研究所、藻類、オキアミ、温暖化、南極海、地衣類、南極大陸、コケ |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 105891 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2020/04/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=29308 |
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