第189回国会 参議院環境委員会 第7号 平成27年6月11日(木曜日)

委員の辞任に伴い、その補欠として、山田修路委員(自民)が選任された。
水銀による環境の汚染の防止に関する法律案及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案の審査のため、政府参考人として環境省総合環境政策局長外6名、参考人として独立行政法人国際協力機構理事の出席を求め、質疑を行った。
水銀による環境の汚染の防止に関する法律案及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、水岡委員(民主)、杉委員(公明)、清水委員(維新)、市田委員(共産)、水野委員(無所属)が質問に立ち、水俣病問題について、水俣湾における水銀ヘドロ埋め立ての護岸の残存耐用年数について、水銀による環境行政問題等を抱えた開発途上国に向けた水俣病経験からの普及啓発セミナー事業の実施概要について、石綿による健康被害及び健康リスク調査の成果と今後の方針について、石綿検診(仮称)の事業化を見据えた調査と検討について、水銀使用製品の回収のための取組について、水銀使用製品の製造、輸入業者の責務について、8千ベクレル以上の指定廃棄物の処分及び長期保管施設を設置する候補地の選定について等の質疑が行われた。
質疑終局後、まず、水銀による環境の汚染の防止に関する法律案の採決を行った結果、全会一致で原案のとおり可決された。また、自民、民主、公明、維新、共産及び無所属の共同提案により、同案に附帯決議すべしとの動議が提出され、代表して水岡委員(民主)よりその趣旨説明があった。採決の結果、全会一致で本案に対する附帯決議とした。次に、大気汚染防止法の一部を改正する法律案の採決を行った結果、全会一致で原案のとおり可決された。また、自民、民主、公明、維新、共産及び無所属の共同提案により、同案に附帯決議すべしとの動議が提出され、代表して水岡委員よりその趣旨説明があった。採決の結果、全会一致で本案に対する附帯決議とした。なお、両案の審査報告書の作成については、委員長に一任された。

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