世界気象機関(WMO)は国連総会ハイレベル会合で、国境を超える砂塵嵐に対処するため国際連携・政策の強化と情報共有の向上が必要だと報告した。砂塵嵐は、150カ国以上の国々で人々の健康や環境、農業、輸送に悪影響を及ぼしており、特に低所得国や脆弱な地域で深刻化する可能性がある。WMOは、砂塵嵐の調査・予報センターの世界的なネットワーク「砂塵嵐警戒評価システム」(SDS-WAS)を構築し、タイムリーで質の高い予報・観測・情報・知見をユーザー(保健、エネルギー、運輸、航空、農業部門など)に提供できるよう各国の能力向上を図るほか、意思決定に役立つ「浮遊粉塵年報」も発行している。砂塵の発生源は主に北アフリカやアラビア半島、中央アジア、中国の乾燥地帯で、世界で年間推定1~3ギガトンの砂塵が発生しているという。2014年の世界モデル評価では、砂塵粒子への曝露が心肺疾患を招き30歳以上で約40万人が早死したと分析。また砂塵を介した感染症の伝染(サハラ砂漠以南の髄膜炎菌性髄膜炎など)の可能性もあるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 世界気象機関(WMO) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 世界気象機関、砂塵嵐への対処の必要性を報告 |
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日付1 |
刊行日: 2018/07/17 |
要約 | 世界気象機関(WMO)は国連総会ハイレベル会合で、国境を超える砂塵嵐に対処するため国際連携・政策の強化と情報共有の向上が必要だと報告した。砂塵嵐は、150カ国以上の国々で人々の健康や環境、農業、輸送に悪影響を及ぼしており、特に低所得国や脆弱な地域で深刻化する可能性がある。WMOは、砂塵嵐の調査・予報センターの世界的なネットワーク「砂塵嵐警戒評価システム」(SDS-WAS)を構築し、タイムリーで質の高い予報・観測・情報・知見をユーザー(保健、エネルギー、運輸、航空、農業部門など)に提供できるよう各国の能力向上を図るほか、意思決定に役立つ「浮遊粉塵年報」も発行している。砂塵の発生源は主に北アフリカやアラビア半島、中央アジア、中国の乾燥地帯で、世界で年間推定1~3ギガトンの砂塵が発生しているという。2014年の世界モデル評価では、砂塵粒子への曝露が心肺疾患を招き30歳以上で約40万人が早死したと分析。また砂塵を介した感染症の伝染(サハラ砂漠以南の髄膜炎菌性髄膜炎など)の可能性もあるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】世界気象機関(WMO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】世界気象機関(WMO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
大気環境 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 世界気象機関、感染症、砂塵嵐、国連総会ハイレベル会合、国際連携・政策、砂塵嵐警戒評価システム、浮遊粉塵年報、心肺疾患、伝染 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 99840 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/07/23 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=24601 |
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