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 デンマーク、電気自動車等の普及推進のため官民パートナーシップに930万ユーロを投入

発表日:2013.01.25


  デンマーク気候・エネルギー・建物省は、電気、天然ガス、水素で走る自動車の普及とインフラ整備を目的とした戦略的な官民パートナーシップに、総額930万ユーロを投入すると発表した。地方自治体や保有車両数の多い企業など関係者に参加を求め、効果的にエコカーの普及拡大を目指すという。電気、天然ガス自動車に関するパートナーシップには、今後3年間でそれぞれ530万、270万を、また技術開発途上にある水素自動車には2015年に130万ユーロを支援する予定。電気自動車の技術はすでに市場段階にまで進んでおり、今後は普及台数の増加が課題となっている。そのためパートナーシップを通じ、官民の保有台数を増やすとともに充電スタンド等のインフラ整備を支援する。トラックやバスなど大型車両が多い天然ガス自動車についても、燃料充てん施設等の企業の支援を行う。気候・エネルギー・建物大臣は、再生可能エネルギーへの移行は大きな課題だとし、「新たなパートナーシップは今後のニーズに応じた幅広い技術開発の重要な基盤となる」と述べた。

情報源 デンマーク気候・エネルギー・建物省 プレスリリース
国・地域 デンマーク
機関 デンマーク気候・エネルギー・建物省
分野 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 電気自動車 | 水素自動車 | パートナーシップ | エコカー | 天然ガス自動車 | インフラ整備 | デンマーク気候・エネルギー・建物省
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