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 国連の「多国間環境協定-情報知識管理イニシアティブ」、協定間の情報共有に向け前進

発表日:2014.06.09


  国連の「多国間環境協定-情報知識管理イニシアティブ」(MEA IKM)の第5回運営委員会が開かれ、これに参加した国連環境計画やワシントン条約事務局、国際自然保護連合(IUCN)等の代表者らは、協定間の情報共有とそのためのツール開発を促進する各種取組に合意した。効果的な環境ガバナンスを確立するには、知識の共有や相互の情報アクセス(国家計画や報告書等の公的文書など)が欠かせない。MEA IKMでは、締約国や環境関係者に役立てるため、18の多国間環境協定(MEA)の情報を一括したシステム開発に取り組んでいる。その最初の取組として開設されたポータルサイトInforMEAでは現在、環境法・条約のeラーニング、参加MEAすべての締約国の国家計画や報告書の検索、批准や各国窓口の包括的な情報など、数多くの情報ツールの開発が進んでいる。今回の会合では、MEAシソーラスの作成継続やサイトの技術的アップグレードのほか、環境法や条約の普及促進に関する大学ネットワークとの連携拡大に向けた資金を共同で調達することに合意した。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 環境総合
キーワード 国連環境計画 | UNEP | ポータルサイト | 情報共有 | 環境協定 | 多国間協定 | InforMEA | MEA
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