ドイツ連邦環境庁、2019年は再生可能エネルギーによる発電が初めて石炭を上回ったと報告

発表日:2019.12.20

ドイツ連邦環境庁(UBA)は、2019年の再生可能エネルギーによる発電量は前年より8%増加し、石炭による発電量を初めて上回るとする再生可能エネルギー統計作業部会(AGEE-Stat)の速報値を公表した。再生可能エネルギーにより合計約2430億キロワット時(kWh)の電力が発電され、電力消費全体の42%を供給する見込みだという(2018年は37.8%)。洋上・陸上風力発電は1260億kWh(前年比15%増)、太陽光発電は約470億kWh(同2%増)、水力発電は約190億kWh(同4%増)、バイオマス・生物系廃棄物の発電は計500億kWh(前年からやや減少)となる。今回の速報では、陸上風力発電の伸びが過去20年間で最低水準になる可能性が指摘された。現時点でのデータでは、リパワリングを含む2019年の新規設備の発電容量は約700メガワットで総発電容量の増加は前年比1%にとどまる。新規導入が少なければ中期的に陸上風力発電量は大幅に減少する可能性もあり、洋上風力発電設備の増加が再生可能エネルギー法の目標を達成しても不十分だという。

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