国内ニュース


 環境省、JERAの(仮称)横須賀火力発電所新1・2号機建設計画に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見の提出について

発表日:2018.08.10


  環境省は、(株)JERA(東京都中央区)の(仮称)横須賀火力発電所新1・2号機建設計画に係る環境影響評価準備書に対し、平成30年8月10日付けで環境大臣意見を経済産業大臣に提出したと発表した。同計画は、横須賀火力発電所(神奈川県横須賀市)の敷地内に、既存のガスタービン発電設備等を撤去した後に、総出力130万kWの石炭火力発電所を新設しようとするもの。環境大臣意見として、1)石炭火力発電に係る環境保全面からの事業リスクが極めて高いことを改めて強く自覚し、事業実施の再検討を含め、あらゆる選択肢を勘案して検討すること、2)本事業を実施する場合には、現在所有している火力発電所および計画している火力発電所の適切な運用などにより、省エネ法に基づくベンチマーク指標の目標を確実に達成するとともに、2030年以降に向けた二酸化炭素排出削減の見通しをもって、同火力発電所の休廃止・稼働抑制などの措置を計画的に実施すること等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 環境省 | 中部電力 | 石炭火力発電所 | JERA | ベンチマーク指標 | 東京電力フュエル&パワー | 横須賀
関連ニュース

関連する環境技術