帝人(株)、耐熱性バイオプラスチックの実証プラントを稼働開始

発表日:2009.09.17

帝人(株)は、自社開発した耐熱性バイオプラスチックの実証プラントが、松山事業所(愛媛県松山市)内で稼働を開始したと発表した。このプラントは、同社がトヨタ自動車(株)から譲り受けたポリ乳酸の実証プラントを移設・改造し、さらに同社独自の耐熱工程を追加したもの。同社の耐熱性バイオプラスチック(融点:210℃)は、一般的なバイオプラスチックであるポリ乳酸(融点:170℃)に比べて耐熱性が優れており、代表的な耐熱性プラスチックであるPBT(ポリブチレンテレフタレート)に匹敵する。また、透明性においても、汎用性の高いPET(ポリエチレンテレフタレート)を上回る性能を有している。そのため、PBTやPETの代替素材として、繊維・フィルム・樹脂の各分野で広く活用されることが期待されるという。同社では、今回の実証プラント(生産能力:年産1,000トン)の稼働により、今後さらに市場開拓を加速していくという。

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