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 イオンリテール、新店舗におけるスマート空調制御技術の実証計画を発表

発表日:2020.02.28


  イオンリテール(株)は、2020年3月28日にグランドオープンする新店舗「イオンスタイル海老江」において、人流等のデータとAIを活用した空調エネルギー削減システムの実証実験を行うと発表した。新店舗はJR東西線・海老江駅と阪神本線・野田駅(大阪市福島区)近傍に位置する、売場面積約3,916 m2、2階建てのスーパーで、同社は関係各社に実証フィールドを提供し、関西電力(株)が実証実験全体の運営・評価を担う。実証システムは、神戸大学を中心とする研究チームが、環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業(建築物低炭素化技術開発分野)」において2017年度から2019年度にかけて開発したもの。今回、当該店舗の内外にカメラや温度計等の各種センサを設置し、人流・動線・温湿度・CO2濃度等をリアルタイムに感知し、蓄積されたデータを用いてAIによる高度な解析・学習・予測を行い、空調自動制御による省エネ効果を実証する。また、天気・イベント・交通等に関するオープンデータをプラットフォームに集約化し、新たなデータ利活用サービスの検証も行うという。

情報源 イオンリテール(株) ニュースリリース
関西電力(株) プレスリリース
(株)オプテージ プレスリリース
(株)日建設計総合研究所 プレスリリース
機関 イオンリテール(株) 関西電力(株) (株)オプテージ 神戸大学 (株)日建設計総合研究所
分野 環境総合
キーワード 環境省 | 関西電力 | 神戸大学 | 大阪市 | イオンリテール | AI | CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業 | 海老江 | 建築物低炭素化技術開発分野 | 空調自動制御
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